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『直感と論理をつなぐ思考法』で自分モードを取り戻せてきた

「この先どんなふうになっていきたいですか?」この質問がめちゃくちゃ苦手でした。

そもそも自分がどういう状態でありたいと思ってるか、好きなものはあるけどそれと将来がどう結びつけたらいいのかがこんがらがって、なんかそれらしいものを文章にしてみても空虚でわくわくしなくて、本当にそれがしたいのか?というとそうでもなかったり、そんなことで生活していけるか?という声が聞こえたり、ついうっかり何が正解か探したくなったり、こういうことがわかってない自分はダメなんじゃないか、でもどうやったらわかるのかわからないと長い間ぐるぐるしてました。

そんな折おすすめしてもらった1冊の本にとても助けてもらったので今日はその紹介をします。

『直感と論理をつなぐ思考法』

直感と論理をつなぐ思考法

https://www.amazon.co.jp/dp/4478102856

「自分がどう感じるか」よりも「どうすれば他人が満足するか」ばかり考えている
「君はどう思う?」と意見を求められても、そもそも「自分がどう思うのか」すら、よくわからなくなる

上記は『直感と論理をつなぐ思考法』の「はじめに」にの一節ですが、もうこれだけで「わかる!そうだ!自分もこうなっていて、それが苦しいんだ」というのが見事言語化しされていて、藁をも掴む思いで読み進めました。この本にはそんな状態から脱出するためのワークがいくつかあったので、できそうなものからやってみてます(詳しいワーク内容は本を参照してください)。

偏愛コラージュ

好きなものの写真を6〜10個選んで好きになった理由、好きな要素を書き加えるワーク。 好きなものを書き出したり、好きなものを表す画像を選んだり、要素を言葉にしたりと作る過程も楽しかったし、作ってみたら愛しすぎてずっと眺めてます。

感情のアウトプット

いわゆるジャーナリング。主観的な感覚・感情にフォーカスしてありのままに書き出すワーク。 普段日記や思考のメモはとってますが、つい状況説明文的に書いてしまうので感情にフォーカスするのが新鮮です。

ムードボード

1週間毎日気になるものを写真に撮っておき、特に気になった8枚を選んで、どこが気になったかをキーワードで言語化する。全体を眺めて自分の関心がどこにあるか掴むワーク。 文字だけで記録を残すのとは違う、画像の力を感じます。1週間のふりかえりにとてもいい。あと気になるものは好きなこものであることがおいので、見返すのも楽しい。

やってみて

どれも1度で即効性のあるものではないのですが、続けているとじわじわ効いてくる感じがありました。心の体温が上がった感じ。 ちゃんと好きなものあるなとか、バラバラだと思ってたけど意外と共通点があるなとか、自覚してなかっただけで、行動には出てるなとか、普段文字で表現することが多くて見過ごしてたことが、画像を用いることで、微妙なニュアンスの違いに気付いたりしました。 そしてとりあえず元気ないときは偏愛マップ見たら自分を甘やかす方法いくらでも湧いてきそうです。

これを足がかりにしたらこの先のことも考えていけそうだし、偶然何かに出会ってもそれを選びたいか選びたくないかわかるんじゃないかなと思います。

何か自分がよくわからなくなったぞって方にはおすすめの1冊でした。他のワークもやってみようと思います。